宇宙産業の活性化や宇宙業界の新事業創出をサポートする株式会社DigitalBlast(東京都千代田区、代表取締役CEO 堀口真吾)が2023年9月13日(水)に開催する、総合宇宙イベント「SpaceLINK」のすべてのイベント情報が8月22日(火)、公開された。
本記事では、SpaceLINKの見どころを紹介する。
「SpaceLINK」公式サイト https://spacelink-db.com/2023/
参加申込サイト(参加無料) https://spacelink2023-db.peatix.com
目次
宇宙産業拡大に向けたビジョンと全体像をつかむ
オープニングスピーチに登壇するのは、前 宇宙政策特命担当大臣で衆議院議員の小林鷹之氏。宇宙資源法の成立に尽力し、このたび改定された「宇宙基本計画」の中に「月面における持続的な有人活動」「宇宙輸送システムの国際競争力強化」などを盛り込むなど、宇宙政策を語るうえでは欠かせない人物だ。
小林氏が語る今後の日本の宇宙開発加速への思いとビジョンを直に聞くことができるまたとない機会となる。
オープニングスピーチに続くのは、本イベントの主催である株式会社DigitalBlast 代表取締役社長CEOの堀口真吾氏によるトーク「わたし×宇宙ビジネス つながる・わたしと宇宙ビジネス」。
宇宙ビジネスの中でも、宇宙空間という場や、そこから得られる資源・環境・データなどさまざまなものを活かした「宇宙利用ビジネス」が今どこまで広がっているのか、最新状況をふまえて、宇宙ビジネスの全体像を解説する。
宇宙ビジネスの基本をおさえたい方は、まずこちらのプログラムをお聞きいただきたい。
宇宙ビジネスから月面開発、エンタメまで! 幅広いテーマで「宇宙とつながる」トークセッション
「あなたと宇宙がつながる日」をテーマとするSpaceLINKでは、今年、5つの視点から宇宙とのつながりを考えるトークセッションを実施。
一見、日常とは遠い宇宙を自分ごとに、宇宙につながる・LINKするという視点から、ビジネスの動向や社会の潮流を知ることができる多彩なプログラムをぜひ会場で楽しんでいただきたい。
鳥取県知事登壇! 地域から宇宙産業を考える「わたし×宇宙のまち」
宇宙産業は地域活性化の鍵にもなる!という観点から、「地の利」を活かして宇宙産業の創生に取り組む自治体・地域がそれぞれの構想を語り合うセッション。
このセッションでは、一般社団法人Space Port Japan 共同創業者・理事の片山俊大氏をモデレーターに、北海道スペースポートを企画運営するSPACE COTAN株式会社の大手大輔氏、そして民間ロケット射場・スペースポート紀伊を擁する和歌山県串本町の田嶋町長と、先日、月面実証フィールド・ルナテラスがオープンしたばかりの鳥取県の平井知事、宇宙ビジネスの育成を積極的に進める茨城県の横山副知事が登壇する。
日本各地で動き出している地域発の宇宙産業創出の動きがわかる、注目のプログラムとなっている。
モデレーター
片山 俊大氏(一般社団法人Space Port Japan 共同創業者&理事)
登壇者
大出 大輔氏(SPACE COTAN株式会社 取締役兼COO)
田嶋 勝正氏(串本町 町長)
平井 伸治氏(鳥取県 知事)
横山 征成氏(茨城県 副知事)
地域の課題を解決する宇宙ビジネス「わたし×衛星ビジネス」
農業や林業、防災に衛星のデータが活用されはじめるなど、地域の産業や課題解決とも相性のよい衛星ビジネス。本セッションでは、官民さまざまな立場のパネリストがディスカッションを行う。
企業や自治体などが衛星データをどのように活かしているか、リアルな事例を知ることができるプログラムで、地域での課題解決やビジネスを考えている方におすすめだ。
モデレーター
榎本 麗美氏(宇宙キャスター®/J-SPARCナビゲーター/一般社団法人そらビ代表理事/日本宇宙少年団 東京日本橋分団長)
登壇者
勝間 亮氏(株式会社サイエンス・クリエイト(豊橋市補助事業者)、宇宙ビジネスコーディネーター)
羽生田 豪太氏(株式会社羽生田鉄工所 代表取締役)
松尾 尚子氏(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター 技術領域主幹)
人類は再び月へ!「わたし×月」
アルテミス計画を筆頭に、世界各国がしのぎを削りはじめた月面探査・月面開発。このセッションでは「探査」「建築」「栽培」の観点から、月というフィールドが秘める可能性を探る。
まだまだ先のことのように思えるが、2025年には再び人類が月に降り立つことが予定されている。
月に経済圏が生まれるときを見据えて、すでにアクションを起こしている各社の構想から、宇宙ビジネスのヒントをつかむことができるプログラム。未来のビジネス像を考えてみたい方はぜひご覧いただきたい。
モデレーター
森 徹氏(株式会社DigitalBlast シニアマネージャー)
登壇者
大野 琢也氏(鹿島建設株式会社 イノベーション推進室 担当部長(宇宙))
斉木 敦史氏(株式会社ispace Chief Revenue Officer)
三宅 創太氏(株式会社ダイモン 取締役COO)
日本の宇宙産業を切り拓く「わたし×宇宙ベンチャー」
日本でも続々と登場している宇宙ベンチャー。なかでも、アカデミアでの研究成果をバックボーンにした大学発宇宙ベンチャーの存在は、今後の日本の宇宙産業を牽引していく可能性をもっている。
本セッションでは、研究・ビジネス・金融といった観点から各社の創業までの道のりや今後の展望、そしてベンチャー企業を生むエコシステムについて語る。
宇宙ビジネスはもちろん、ベンチャー起業に関心のある方にとって、経営や起業のリアルが感じられるおすすめのプログラムだ。
モデレーター
榎本 麗美氏(宇宙キャスター®/J-SPARCナビゲーター/一般社団法人そらビ代表理事/日本宇宙少年団 東京日本橋分団長)
登壇者
永田 晴紀氏(北海道大学大学院工学研究院・教授)
宮丸 和成氏(株式会社ElevationSpace Chief Operating Officer)
笠原 寛史氏(株式会社三菱UFJ銀行 サステナブルビジネス部 投資・事業推進室 宇宙イノベーションチーム)
「わたし×宇宙エンタメ」
身近になる宇宙をエンターテイメントの視点から見たとき、そこにはどのような未来が見えるだろうか? エンタメ・クリエイティブの第一線を走る登壇者のかけあいが注目の本セッション。
宇宙が人類の活動のフィールドとなる時代、エンターテイメントやクリエイティブはどのように変わっていくのか。
宇宙時代のエンターテインメントとは? 妄想や構想、さまざまなアイデアが飛び出そうなセッションで、とにかくワクワクしてみたい!という方にぜひ聞いてほしいプログラムといえるだろう。
モデレーター
片山 俊大氏(一般社団法人Space Port Japan 共同創業者&理事)
登壇者
宇推 くりあ氏(ロケット工学アイドルVTuber)
かっぴー氏(漫画家/株式会社なつやすみ 代表取締役)
辻 愛沙子氏(株式会社arca 代表取締役/クリエイティブディレクター)
「SpaceLINK」公式サイトでは、各セッション登壇者からのメッセージも紹介されている。
多様なフィールドで宇宙とかかわり思いを馳せる人々の、SpaceLINKに向けた熱いメッセージもぜひご覧いただきたい。
宇宙にかかわる企業・団体と直接出会えるブース展示も!
また、今年のSpaceLINKでは、初開催となった昨年から倍増となる30超の宇宙ビジネスに関連した企業・団体・地方自治体が本イベントに共感しサポーター(協賛企業・メディアパートナー・パートナー)として協力している。
下記の18社・団体は、当日会場にてブース展示も実施する。ブースをめぐることで、新しい発見や出会いが見つかるかもしれない。
出展企業・団体(順不同)
一般社団法人ABLab、株式会社ダイモン、株式会社ElevationSpace、株式会社ストラタシス・ジャパン、株式会社三技協、株式会社三技協イオス、茨城県、株式会社ワープスペース、スペース・バルーン株式会社、株式会社SPACE NTK、Orbspace株式会社、茨城県産業技術イノベーションセンター、北海道スペースポート(HOSPO)、株式会社パスコ 、コーンズ テクノロジー株式会社 、INAMI Space Laboratory株式会社、大阪公立大学 シリコンフォトニクス研究室、株式会社DigitalBlast
会場内のサイドステージ(上記の図中央下部のオレンジの場所)では展示企業・団体によるミニプレゼンも行われる。メインステージでのプログラムとあわせて、宇宙にまつわる最新情報を入手できる機会としてほしい。
イベント概要・申し込み
日時:2023年9月13日(水)10:00~18:00
会場:東京ドームホテル B1F「天空」(〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目3-61)
参加費:無料
「SpaceLINK」公式サイト https://spacelink-db.com/2023/
参加申込サイト(参加無料) https://spacelink2023-db.peatix.com
主催:株式会社DigitalBlast
問い合わせ先:SpaceLINK2023 運営事務局 spacelink@digitalblast.co.jp