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宇宙飛行士の野口聡一氏、IAF宇宙飛行士監理委員会の共同委員長に就任

野口聡一氏
Credit: 野口聡一氏 公式Xより

NECグループのシンクタンクである株式会社国際社会経済研究所(東京都港区、代表取締役社長 松木俊哉)は2023年11月1日、同所理事で宇宙飛行士の野口聡一氏が、国際宇宙航行連盟(International Astronautical Federation:IAF)の、IAF宇宙飛行士監理委員会(IAF Astronauts Administrative Committee:AAC)の共同委員長に就任したことを発表した。

AACは、2023年10月5日、アゼルバイジャン共和国のバクーで開催された第74回国際宇宙会議(IAC 2023)において発足が発表された、IAFの新たな委員会。
宇宙に対する取り組みの成功や持続可能性を確かなものにするために、宇宙飛行士の関与が重要性を増す中で、AACは宇宙飛行士の存在、イベント、教育支援活動を継続的に保証し、若い世代に宇宙科学と技術分野のキャリア追求を奨励する役割を担う。

野口氏はこれまでの経験や見識を生かし、共同委員長という立場からAACの活動に貢献していくという。

共同委員長就任にあたって、野口氏は下記のコメントを発表した。

この度、国際宇宙航行連盟(IAF)が新たに設置したIAF宇宙飛行士監理委員会(AAC)の初代共同委員長に就任させていただきました。アジア人として唯一の委員選出、また最年少委員ということでたいへん光栄であるとともに責任の大きさを感じております。
IAFは70年以上の歴史を持ち、航空宇宙関連では世界最大の非政府機関です。そのIAFが初めて宇宙飛行士に関する委員会を立ち上げたのは、世界各国で宇宙の民営化が順調に進むとともに、SpaceXやBlue Originに代表される民間宇宙飛行士の活躍の場が急速に広がっていることが背景にあげられます。
IISEにおいても宇宙のソートリーダーシップ活動を重要視しており、今後も国内外の宇宙機関と歩調を合わせつつ、宇宙事業の発展に尽力いたしたいと思います。引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。

世界中で宇宙ビジネスや宇宙開発・探査の取り組みが広がり、宇宙が身近になる中で、野口氏の今後ますますの活躍が期待されることになりそうだ。

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