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うなぎの宇宙食『スペースうなぎ』、一般販売を開始 創業70年の老舗うなぎ料理店が開発

Credit: 有限会社観光荘 プレスリリース

2024年4月9日、老舗うなぎ料理店を営む有限会社観光荘(⻑野県岡谷市、代表取締役社⻑ 宮澤健)は、うなぎの宇宙食として開発した『スペースうなぎ』の一般販売を開始すると発表した。

観光荘は1954年創業。現在は長野県岡谷市と松本店に店舗を構えており、長年継ぎ足し続けた熟成甘タレで味付け、備長炭を使用してじっくり焼き上げるうなぎの蒲焼きを提供している。

同社では、そんなうなぎの蒲焼きを宇宙食にしようと、2019年に宇宙日本食の開発プロジェクト「UNA Galaxy Project」を発足。地域のさまざまな事業者と協力しながら開発を進め、2023年6月にJAXAの宇宙日本食認証を取得した。

開発にあたっては、厳しい宇宙食製造の基準をクリアするため、HACCPの考え方を取り入れるなど衛生管理体制を徹底的に見直し、製造のためのうなぎ加工場のリニューアルも行ったという。

ISSに搭載された『スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)』(一般販売される商品とはパッケージが異なる)
Credit: 有限会社観光荘 プレスリリース

原料には、愛知県豊橋市の養鰻事業者・株式会社夏目商店と観光荘が共同で開発した国産うなぎブランド「シルクうなぎ」を使用しており、宇宙空間でも食べやすいよう、小豆島の宝食品株式会社にレトルト加工委託を行い、袋を開けてそのまま食べられる仕様になっている。

認証を取得した2023年には、JAXA古川聡宇宙飛行士のISS長期滞在ミッションで『スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)』がISSに初めて搭載され、古川宇宙飛行士も宇宙でうなぎの蒲焼きを味わった。

今回一般販売される『スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)』は、『スペースうなぎ』特設サイトのほか、やなのうなぎ観光荘 オンラインストア、やなのうなぎ観光荘 岡谷本店・松本店などで購入することができる。

宇宙食として使用できるよう特殊な製法でレトルトパックにしているため、携帯性に優れているほか、長期保存も可能なため、アウトドアや備蓄用の災害食などにも活用できるという。

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