2024年6月12日、衛星データ解析システムの開発を手がける株式会社スペースシフト(東京都千代田区、代表取締役 金本成生、参考記事)は、IoTデバイスセキュリティに関する先進的技術を有する株式会社セキューリド(東京都品川区、代表取締役 Sushant Pandey、以下Scurid)と、両者の技術を利活用したソリューションの開発に向けた戦略的パートナーシップに合意したと発表した。
Scuridは2022年設立。IoTデバイス向けのセキュリティソリューションを提供している。
今回両社が合意した戦略的パートナーシップは、Scuridの高度なIoTデバイスの識別技術とテクノロジー、およびスペースシフトの先進的な衛星データ解析アルゴリズムを活用し、衛星産業の技術革新を促進することが目的。
両社はそれぞれの分野の専門知識を組み合わせることで、グローバルな民間宇宙産業および市場の成長ニーズに対応するための新しい機会を共同で探求し、事業開発を進めていくとしている。
近年、地球低軌道(LEO)を周回する人工衛星は増加しており、その中にはIoT通信を目的としたものもある。両社のパートナーシップから新しいサービス・ソリューションが生まれるか、注目したい。