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ElevationSpace、シリーズAラウンドで14億円超の資金調達を実施 将来的な有人宇宙技術獲得も視野

宇宙で実証・実験を行ったあと、地球に帰還可能な宇宙機を開発する株式会社ElevationSpace(宮城県仙台市、代表取締役CEO 小林稜平、参考記事)は、2024年7月12日、シリーズAラウンドにおいてBeyond Next Ventures株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 伊藤毅)をリード投資家とした第三者割当増資に加え、金融機関等からの融資により総額14億円超の資金調達を実施したと発表した。

これにより、2021年2月創業以来の同社の累計調達額は約21億円に達した。

第三者割当増資の引受先と、融資を行った金融機関は下記の通り。

引受先
・Beyond Next Ventures3号投資事業有限責任組合
 無限責任組合員 Beyond Next Ventures株式会社
・宇宙フロンティア2号投資事業有限責任組合
 無限責任組合員 スパークス・アセット・マネジメント株式会社
・ニッセイ・キャピタル13号投資事業有限責任組合
 無限責任組合員 ニッセイ・キャピタル株式会社
・ニッセイ・キャピタルサステナビリティ課題解決ファンド1号投資事業有限責任組合
 無限責任組合員 ニッセイ・キャピタル株式会社
・FFGベンチャー3号投資事業有限責任組合
 無限責任組合員 株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ
・CSP2号投資事業有限責任組合
 無限責任組合員 有限責任事業組合CSP2
 組合員 合同会社CSP2
・グローブアドバイザーズベンチャーズ

融資
・仙台銀行
・宮城第一信用金庫 他

今回の調達を受け、同社では現在取り組んでいる宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」開発体制を大幅に強化する構え。8月1日には開発体制強化に向けたオンライン採用説明会を行う(詳細)。

同社では今後、「ELS-R」開発に加え、宇宙から地球への帰りの便となる「ELS-RS」事業や、国内のモノづくりの力を結集して日本の宇宙開発競争力を高めることを目指す「Co-Creation」事業を進めるとともに、将来的な有人宇宙技術獲得を見据えて日本経済の発展に貢献することを目指すとしている。

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