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トランプ米大統領、NASA長官代理に元ケネディ宇宙センター所長を指名
2025年1月20日、アメリカ大統領官邸・ホワイトハウスは、閣僚候補者が正式に承認されるまで職務を遂行する代行人事を発表し、航空宇宙局(NASA)の長官代理にジャネット・ペトロ(Janet Petro)氏が指名された(ホワイトハウスによる発表)。
NASAの新長官には、実業家で民間宇宙飛行士のジャレッド・アイザックマン(Jared Isaacman)氏が指名されており、ペトロ氏は上院で新長官が承認されるまで職務を代行する。
ペトロ氏は、NASAケネディ宇宙センター(KSC)の元所長。
フェリー「はまゆう」、期間限定でスターリンクの提供を開始
2025年1月22日、関光汽船、新日本海フェリー、阪九フェリー、関釜フェリー、東京九州フェリー、蘇州下関フェリー等の企業で構成されるSHKライングループは、横須賀ー新門司をつなぐフェリー「はまゆう」で、期間限定にて衛星通信スターリンク(Starlink)を提供すると発表した。
本サービスは、KDDI株式会社・株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供する「フェリーWi-Fi」によるもの。
提供期間は1月22日(水)~3月31日(月)までで、「はまゆう」のエントランスホール、レストランなどの一部パブリックスペースで利用可能。
利用料金は、auユーザーの場合無料、それ以外では1,500円/24時間となる。
フィンランド、53番目の加盟国としてアルテミス協定に署名
2025年1月21日、フィンランドのアアルト大学で、同国のアルテミス協定への署名式が行われ、アルテミス協定への署名国は53カ国となった(NASAによる発表)。
フィンランドを代表して、経済相のビレ・リドマン(Wille Rydman)氏が署名を行い、「この協力が宇宙探査の新時代とアルテミス計画においてフィンランドの宇宙部門に大きなチャンスをもたらすことを目指している」と語った。
また、NASA長官補佐のジェームス・フリー(James Free)氏はビデオメッセージでコメントを寄せ、「両国間、また国際社会の間で強力なパートナーシップを築くことは、私たちが共有する宇宙探査の目標を前進させるうえで非常に重要」と述べた。
デジタルブラスト、宇宙利用領域でのイノベーション創出に向けアジア工科大学院と覚書締結
2025年1月22日、小型ライフサイエンス実験装置の開発等を手がける株式会社デジタルブラスト(東京都千代田区、代表取締役CEO 堀口真吾、参考記事)は、1月10日付でアジア工科大学院(Asian Institute of Technology、タイ・バンコク、学長:Pai-Chi Li)と人的交流等を通した、宇宙利用領域における研究開発でのイノベーション創出を目指し、覚書(Memorandum of Understanding:MoU)を締結したと発表した。
両者はMoU締結を受け、下記4つの活動を進め、協力を深めていきたいとしている。
- インターンシップ、パートナーシップの締結に向けた協議
- 主に実験の準備、地上観測/プラットフォームの利用、サンプル分析で構成される将来的な宇宙環境利用協定に関する協議
- 共同セミナー/ワークショップの実施
- その他、双方が関心を持つ活動