2024年6月7日(金)、JAXA研究開発部門研究領域主幹の桜井誠人氏が、「ECLSS(エクルス)が開く宇宙居住の未来 宇宙基地を地球環境問題のテストベットに、空気・水再生、廃棄物処理などの物質循環」と題した講演を行う。
本講演は、日本のあらゆる技術、ノウハウを結集して世界をリードする宇宙産業を創出することを目的とする一般社団法人宇宙産業機構が運営するセミナー「気づくセミナー 宇宙大学」の中で行われるもの。
月1回、宇宙に関するプロフェッショナルや宇宙ベンチャー、宇宙コミュニティなどさまざまな講師が講演を行っており、講演の後には参加者同士でのディスカッションも行われる(過去の講演)。
6月7日の講演は、JAXA特別講演として、JAXAにて研究開発部門研究領域主幹を務める桜井誠人氏が、酸素製造、二酸化炭素除去、空気再生など人間が生存できる環境を維持するシステムは環境制御・生命維持システム「ECLSS(エクルス)」について、物質循環の観点から解説する。
人は1日に600リットル程度の酸素を呼吸し、同体積程度の二酸化炭素を排出、水は1日2.5リットルほどを飲んでいるという。こうした人類が地球低軌道や月で生きていく際、生命維持の根幹である水と空気、および廃棄物処理はどのようなあり方が求められるのか、思索が深まる講演となりそうだ。
講演概要・プログラム
開 催 日:2024年6月7日(金)
プログラム:
18:50〜 入室開始
19:00~20:00 講演
20:00~20:30 宇宙ディスカッション(顔出し必須)
詳細・申込:https://peatix.com/event/3893948
参 加 費:無料
主催:生きた証プロジェクト
協賛:株式会社 サン・クロレラ