編集部より
ispaceによる月面着陸挑戦やXRISM/SLIMの打上げ、古川聡宇宙飛行士のISS長期滞在開始など、宇宙開発・宇宙ビジネスに関する話題が増えた2023年。
SPACE Mediaでもさまざまな切り口の記事をお届けしましたが、ここでは、宇宙ビジネスや地域活性化、宇宙開発、天文など、この1年の主要な記事を振り返ります。
見逃した記事などがあれば、ぜひこの機会にお読みください。
目次
宇宙ビジネスを知るにはまずここから!入門編の6記事
世界的な成長産業として注目を集める宇宙ビジネス。
しかし、衛星データ活用からロケット打上げ、月資源探査までその範囲は広く、初心者にとっては何から知ればよいかわからないことも多い。
下記の6記事では、SF(サイエンス・フィクション)という文学の切り口から、国が目指す方向と政策、異業種企業の挑戦や、今話題の月面開発、宇宙ベンチャーの取り組みまで、幅広く紹介。2023年の日本の宇宙ビジネスの大枠を理解することができる。
宇宙ビジネスのヒントに! 宇宙を目指し、社会に貢献する企業たち
宇宙ビジネスは、一部の大企業や尖ったベンチャーがやるものだと思うかもしれない。
しかし、ここにまとめたように、製造、運輸、商社や生活用品、教育など、宇宙ビジネスは考えている以上に多様な方向からアプローチできる。
ここでは、11社の企業へのインタビューを通して、宇宙ビジネスに取り組む背景や取り組みの現状、苦労話や未来に向けた構想など、各社各様の宇宙ビジネスについて深掘りしている。
これらの記事をヒントに、自社でも宇宙ビジネスに転換できるアイデアや技術がないか、探してみてはいかがだろうか。
地方発、宇宙行き!地域の視点で探る宇宙ビジネスの可能性
人口減少が進む日本各地で大きな課題となっている、地方創生・地域活性化。
持続可能な地域社会をつくるためには、地域を支える産業の存在が重要であり、そうした産業の一つとして、宇宙ビジネスにスポットライトが当たっている。
2023年、当メディアではスペースポート(宇宙港)整備に向けて動く北海道大樹町と和歌山県那智勝浦町に加え、衛星データ活用をはじめさまざまな宇宙ビジネスの立ち上げを支援する愛知県豊橋市を取材。
MACHA代表の青木氏による、観光インバウンドの視点からみた宇宙ビジネスの可能性に対するインタビューも必見だ。
コラムでじっくり理解!天文・宇宙開発・ロケット開発
人の活動領域が宇宙に広がっていきために重要なのが宇宙開発。そして、人を含め生物や星々の存在の謎を探究する天文学。これらの領域でも、日々新たな発見や技術開発が生まれている。
今回は、天文学の最新成果から、将来の宇宙探査・観光の拠点となりそうな宇宙ホテル構想、そして人やモノが宇宙に行くときに欠かせないロケット開発の記事まで、5つをセレクトした。
もっと詳しく、宇宙ビジネスを知りたくなったら…
これからの宇宙ビジネスの方向性について、または、宇宙という環境を利用することで何ができるのか、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事をご覧いただきたい。
3万字超の大ボリュームなので、年末年始にゆっくり読み込むのにおすすめの記事となっている。
また、SPACE Mediaを運営するDigitalBlastは2023年12月に日経BP社より、調査レポート『宇宙ビジネス 事業創出・参入戦略』を発行。
誌面サンプルの無料ダウンロードもできるので、より本格的に宇宙ビジネス参入を考える方は、ぜひ下記URLよりサンプルダウンロードをお申し込みいただきたい。